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@sinkin_shipのブログ

ビール片手に語りたい、乃木坂46「2017年の最大瞬間風速」

乃木坂46はいついかなるときも最高で最強のアイドルグループなので、乃木坂ちゃんを追いかけていると、えてして奇跡的な瞬間に巡り会うことができます。

アイドルの魅力とは「最大瞬間風速」とはよく言いますが、そんな風に2017年の乃木坂ちゃんが、わたしの中で最大瞬間風速を記録したエピソード3選です。
今年の乃木坂ちゃんは、今年の内に堪能しよう・・・!!

みなみちゃんと「図書館」

まずひとつめ。
ブックリスタによるwebメディア「otocoto」内のコラム、「本讀乙女」に掲載された星野みなみちゃんのインタビュー。

その名の通り「読書」をテーマに、自らの読書経験やお勧めの本を紹介する内容で、最後には乃木坂46のメンバーとして、現状や今後の展望などが語られています。

みなみちゃんの発する言葉は、いつものブログやモバメもそうだけど、ふわふわしている中にもしっかり芯があって好き。このインタビューでも、本の感想にはふわふわしたみなみちゃん節が炸裂しつつ、本の選び方や読者習慣のお話なんかはすごくしっかりしていて、バランス感がものすごく心地よい。
そして後半の今後の乃木坂46としての目標もかなり具体的かつヲタクの嬉しいところを突いていて、正直情報量と萌えの総量がすごい。読み応え満載です。

そんな「本讀乙女」ですが、最高の瞬間はまさにこのインタビューの掴み部分。

──もともと本を読むのは好きだったんですか?

星野 はい、すごい好きです。小学校の時、半年に一回、本をいっぱい読んだ人が表彰されてたんですよ。それをまず目指してて(笑)。表彰されたくて借りに行ってたら好きになっていた、みたいな感じです。いつも図書館に借りに行ってました。

https://otocoto.jp/interview/honyomi-otome021/2/


優勝。

もともと大前提として、この地球は星野みなみちゃんのために回っているので、みなみちゃんは生まれたときから優勝しているのですが、そんなみなみちゃんが、本をたくさん読んだ人として表彰されるために図書館に通ってたの、最高じゃない?
そしてそれを「読書」がテーマのインタビューのイントロで発表するの、アイドルとして天才的すぎる…………

ここ、本当に星野みなみちゃんの「星野みなみ」感が天才的すぎてくらくらしました。大好き。

あととにかくこのコラムは全体的に写真もとても可愛いのが多くてですね、まあまず可愛い女の子に本を持たせて写真を撮ったらそりゃ可愛いに決まっているのだけど、それにしても可愛いのでとにかく大好きです。
(乃木坂からはあと飛鳥ちゃん、高山さん、ひめたんが参加中)



高山一実さんと「下北沢」

続いてはこちら。

乃木坂工事中#118「今さらだけど勇気を出して二人だけの初デート」。
タイトルからすでにバリバリ漂ってきますが、これがもう本当にメンバーの関係性に一喜一憂するタイプのヲタク垂涎の神回。

1期生同士で未だに仲良くなれていないメンバーが、この機会に親交を深めよう!という企画で、川後陽菜ちゃんと桜井玲香ちゃん、そして我らが高山一実さんが伊藤万理華ちゃんとデートします。

高山さんは、「万理華ちゃんと下北沢デート」を企画。
万理華ちゃんとはそこまで仲良くないわけではないけれど、実は高山さんはおしゃれな万理華ちゃんに「最近下北沢にハマっている」とどうしても言えない。→じゃあ下北沢デートで万理華ちゃんにコーディネートしてもらおう!という流れ。

この、デートプランにね、わたしが高山さんを好きな全てが詰まっていた・・・

多分本当に仲が良くない同期もきっといるだろうけどちゃんと15分保つメンバーを選び、万理華ちゃんと下北沢への絶妙に薄暗い感情を暴露し、教えを請うというスタイルで完全に万理華ちゃんのためのデートコースをチョイスするという。
高山さんのテレビ映えに対する敏感なセンスと、あと「下北沢」という町とおしゃれに対する乙女心のマリアージュ。ぎゅうぎゅうに心が掴まれて止まりませんでした。推しメン好き・・・


肝心のコーディネートも、万理華ちゃんに「何か『絶対これ使いたい』ってやつ選んで」と言われた高山さんが選んだのは、万理華ちゃんが最初に「これ可愛い」って手に取ったやつでした。ん~そういうところ好き・・・

高山さんは乃木中での打率が非常に高いので、高山さんが大活躍している企画は他にもたくさんあったけれど、やっぱりわたしはこれが一番好き!

飛鳥ちゃんと「天つ風」

最後はこの瞬間。


これまじで、2017年にわたしが「アイドル」に一番ときめいた瞬間だったと思う。

これ、NHKで4月に放映された「ガクたび!」でのひとコマ。
飛鳥ちゃんが一枚のかるた札を手に抜かれているワンショットなのですが、ここで何が起きているかというと、

乃木坂46が1日だけあなたの高校に転校生としてやって来るという番組で、
②放課後の部活動体験でかるた部に入部し、
③番組の終盤に現役の部員から札を勝ち取る

という瞬間なのです。

そしてなんと、この札がとにかく奇跡的。
「をとめのすかたしはしととめむ」。

天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ
   をとめの姿 しばしとどめむ

これは痺れた・・・。

まず世間の高校にふらっと現れた乃木坂46のメンバーが、可愛い袴姿で、ロケの終盤に、「まだ目の前からいなくなってしまわないで」という札を勝ち取る。激エモ。「エモい」ってこういう感情だったんだね・・・

これ、まったくの偶然だったらもはや奇跡としか言いようがないし、仕込み(現役の部員やスタッフさんから「飛鳥ちゃんはこれ1枚で粘ってね」というような指示)だったとしたらそれはそれであまりにも脚本が美しいし、どう転んでも最高の瞬間でした。



以上3点、わたしにとっての乃木坂ちゃんのベストエピソードをお送りしました。
アイドルを追いかけていると色々な景色が見えるな、と思うばかりの日々です。
来年も、たくさんの心ときめく瞬間に出会えますように。